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コラム 「コピーライターって何?」 木村光伸

木村広告制作所

"コピーライターとは、御社のパートナーであり、コンサルタントでもあります。"

初めまして、コピーライターの木村光伸です。
縁あって、このトチギジョブでコラムを書かせていただくことになりました。
今回は1回目ということもあるので、そもそもコピーライターとはどんな職業なのか?その内容をご説明したいと思います。
文章を書く職業をざっと挙げてみると、小説家、詩人、ライター、脚本家、そしてコピーライター等があります。
小説家や、詩人というのはイメージがつきやすく、皆さんも説明が出来ると思いますが、ライターとコピーライターの違いを理解している人というのは、実はあまりいません。同じ業界にいても、同じ職業だと思っている人もいるぐらいです(たまにですけどね)。
一番多い勘違いは、ライターは雑誌等に文章を書くので、長い文章を書く人。コピーライターはキャッチコピーを書くので、短い文章を書く人。そう、思っていた人、いませんか?これは、間違いです。ライターも短い文章を書くし、コピーライターだって長い文章を書きます。
簡単に説明すると、ライターは文章に自分の意思や考えを思いきりいれることができます。雑誌等を読んでいると、取材・文:木村光伸と名前が表記してあります。文章の主語が、ライター自身なんですね。 ではコピーライターはどうかというと、その企業を代表して書くという立場にあります。なので、例え有名なコピーライターの糸井重里さんであろうと、文:糸井重里という表記をされることはありません。SONYの会社案内を書く場合は、SONYの1社員として、NECならNECの1社員として文章を書くわけです。文章全体の考え方を10としたら、8が企業の考え方で残りの2がコピーライターの考え(意思)だったりします。えっ、コピーライターは、自分の考えがいらないんじゃないの?と思うかもしれませんが、これもまた違います。
コピーライターは企業の考えを優先しますが、企業の考え8割を、そのまま書くのではなく、コピーライターが咀嚼し、新たな表現にしていきます。そして、その新たな表現に、コピーライター自身の意思が2割ほど入っていきます。

例えば、衛星放送のロックを専門とした音楽チャンネルが自社の広告をつくってほしいと依頼してきたとします。伝えたい内容 は、
「車の中や、ウォークマン等で楽しんでいた音楽を、これからは自分の部屋で楽しんでほしい。それにつきる」と。

そこで、私なら

キャッチコピー例
音楽を聞くな。音楽を見ろ。

と考えます。
素直に、音楽を見て欲しいというメッセージを活かしつつ、
視聴者のターゲットが、ロックを好む若者だったたため、少し強い表現(コピーライターとしての意思)にしています。

このコピーがすべての音楽チャンネルで使えるかというと、使えません。
その音楽チャンネル(企業)の特性や、視聴者(ターゲット層)を考慮したうえで、上記のようなコピーができあがります。
コピーライターとは、企業の演出家であり、コンサルタントでもあると言われるのは、このように正しい方向性を導いて誘導してあげる仕事でもあるからです。
あまり馴染みのない職業なので、この説明だけでは伝えきれないと思いますが、今後このコラムを通して、理解できるようにしていこうと思っております。

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