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コラム 「組み合わせの効果」 草村 健一朗

100年に一度の経済危機と言われている今年も既に夏至を迎え、ちょうどこのコラムが載る頃には後半がスタートします。経済面ではとかく暗い話題が多いようですが、そんな中、今年後半に向けて明るいニュースもちらほら目にするようになってきました。
その中の一つに「ハイブリッドカー」なるものがあります。コラムをご覧になっている皆さんのなかにも既に所有されていたり、これから購入しようと考えていたりする人も多いのではと思います。
ハイブリッドカーそのものは、今年始めて世の中に出てきたわけではなく、以前から販売されていたわけですが、企業努力による販売価格の低価格化と各種減税措置等の経済施策が噛み合い、爆発的な人気になっているようです。
仮にどちらか一方の条件が欠けていたとしたら、はたしてどうなっていたのでしょうか?ちょっと興味が湧きますね。
低価格化+優遇措置=爆発的な人気、のように何かと何かが組み合わさり一定の効果を生み出すと言う点でいえば、ハイブリッドカー自体、エンジン+電気モーター=燃費や静粛性の向上、といった効果を生み出しています。勿論、他にも効果はあるでしょうし、マイナスの効果が全くないとも言えないのでしょう。
同じく組み合わせと言う点では、会社組織もよく人・モノ・カネの組み合わせにより成り立っているなどと言われますが、規模の大小にかかわらず、何よりもこれらをどう「組み合わせるか」、を考えることがとても重要だと思います。
チームで仕事を行うのであれば、誰と誰を組み合わせれば最も効果があるのか、難しい仕事であれば、どの程度の資金と誰と仕事を組み合わせれば効果があるのか、既存設備にどんな業務を組み合わせれば効果があるのか等々、こうした組み合わせを考える過程の中に、空前の経済危機を乗り越えるヒントが隠されているかもしれません。
そういえば、私自身が生業としている労務管理の業務は事務処理的な面が多く、ハイブリッドとは全く無縁の世界かと思いきや、最近では事務処理も電子化が進み、そうとは言えない面も出てきています。
紙のコピーではなく、電子ファイルの使用、申請書を書き窓口申請するのではなくインターネットを利用しデータで申請する等々。
その一方、従来までのやり方を併用せざるを得ない面もあり、そういう点では立派にハイブリッドなのかもしれません。ただし、効果のほうはハイブリッドカーに遠く及びませんが・・・。
最後に組み合わせの一つとして、京セラの稲盛和夫さんが大変印象深い方程式を著書のなかで提唱されていますので、ご紹介させていただきます。
人生の結果=考え方×熱意×能力
方程式の意味は著書のなかでも述べられていますが、コラムをご覧の皆さん自身でも考えてみてください。
きっと勇気が湧いてくると思います。
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