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コラム 「広告写真」 小出 雄二郎

フォトグラファーの仕事に就いてから、初対面の方にほとんど毎回のように聞かれることは、「いつもどのような写真を撮ってるの?」。
私は「広告写真」と答えます。
広告写真といってもあまりにも曖昧な答えでありピンとこない方が多いので媒体の種類を羅列すると、
駅やビルの屋上に設置されるポスター広告
雑誌・新聞広告
カタログ
折り込みチラシ
製品パンフレット
求人広告
会社案内・学校案内
ホームページ
webカタログ
このように広告だけでも写真の必要な媒体はたくさんあります。
この媒体の中でも、得意ジャンルが別れ
人物・・・ファッション ポートレートなど
商品・・・アパレル 食品 ジュエリー 電化製品など
建築・・・不動産など
広告写真に携わっていればアシスタント時代から様々な撮影の現場に遭遇するので、これらのジャンル一通りこなせる技術を持っているフォトグラファーが大半ですが、
仕事をよりスムーズに進めるにあたり、それぞれ知識と経験が必要になってくるので、そのジャンルで得意なフォトグラファーに依頼するのが、仕事をスムーズに進めるポイントになります。そして、アーティスト気質より、職人気質のフォトグラファーが多いのが広告写真の特徴です。
例えばカタログ撮影。
1日に何十商品も撮影します。その商品を見て瞬時にどのようなアングルでどのようなライティングで撮るか判断します。考えて試していたら日が暮れてしまいます。1カットをじっくり撮る仕事もありますが、ここでは大量の商品をどれだけスムーズかつ綺麗に撮影できるかが重要になってくるので、センス以上に経験、知識、技術、判断力が要求されるのです。
「餅は餅屋」といいますが、広告写真のフォトグラファーにもそれぞれ得意ジャンルがあり職人であるというお話でした。
撮影を発注する際、その分野において得意なフォトグラファーに発注することが成功の秘訣です。
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