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正社員になるのは難しくない、でも・・・

1、非正規雇用の経験では正社員になれない?
 長くアルバイトや派遣社員をしている方は、非正規雇用からは正社員にはなれない
と思い込んでいませんか。そんなことはありません。ハローワーク以外に手当たり次第に求人サイトに登録してみて、「正社員」「未経験」「脱フリーター」などと検索してみてください。サイトにもよりますが、非常に多くの求人があることに気が付くはずです。この時のポイントは「職種」「勤務地」にこだわらないことです。これは、選り好みをするなという話しではなく、どのような業界が「未経験」でもいいから人材が欲しいと思って実際に求人を出しているかを分析するためです。また、なぜ求人サイトで検索するのにハローワークの求人を検索しないのかというと、ハローワークの求人は、企業が無料で求人をだすことができるからです。当然、真っ当な求人活動をしている企業は多く存在しますが、無料であるため求人は出しているが、実際には採用をしていないという企業が存在するためです。ハローワークを利用することは良いことではありますが、「分析」を行う上では、余計なデータを含んでしまうからです。ここまでで、正社員の求人は少なくないということを分かっていただけると思います。

2、正社員になりたいけど面接が難しい
 長く非正規雇用であった方は面接の際のアピールに困ることも多いかもしれません。「未経験」の求人に応募したいけど、アルバイトの経験しかないしアピールできるものもなにもない・・・と諦めていませんか。低学歴だから「諦める」とか、未経験で応募するのは「恥ずかしい」だとか考えている方は難しく考えすぎです。よほどの大企業でもなければ学歴などさほど重視されません。特に、若いベンチャー企業では学歴や経験より「コミュニケーション力」を面接の最重点ポイントにしていることは珍しくありません。企業側としては、仕事はできないよりはできるほうがいいと思っていますが、それよりも、一緒に働きたいか否かを気にするはずです。非正規雇用からの面接では、今までの経験から御社では~に貢献できますとか取り繕った面接はNGです。大学新卒生ではありませんし、新卒でも淡々とした面接の態度は面接担当者に非常に悪い印象を与えます。それよりも熱意を伝えることが重要です。普段から大人しく、人との会話が苦手な方でも、せめて自分の夢や、目標は熱く語れる必要があります。自分の夢や目標を達成することがひいては企業の利益につながりますよというアピールをしましょう。大人しそうな方が自分の夢や目標について熱く語りだしたら面接担当者はおそらく聞き入ることでしょう。最後に、面接では、常に笑顔・・・ではなく感情の起伏を普段より少しだけ大げさにしましょう。笑顔を作るタイミングでもないのに終始笑顔では作り笑いと悟られます。辛い過去を話すようなことでもあればちょっとおおげさに辛さをアピールしつつ、笑顔を作るときはつくりましょう。表情の変化が多彩な方はそれだけで人の印象にのこりやすいのです。

3、でも結局どんな業界なら正社員になれるの?
 正社員と一言で言っても世の中にはたくさんの職業があります。家電量販店で商品売り場に立っている店員さん、正直客からは正社員かアルバイトかわかりません。朝から晩までオフィスで必死にPCに向かいプログラミングをしている人が実はアルバイトなんてこともあります。では、正社員になりやすい業界は何か、特に未経験者でもという点では圧倒的に飲食業です。飲食業はきついイメージはあるかもしれませんが、大手チェーンでも未経験から正社員を採用していますし、給与面も比較的高いです。ただ、離職者が多いためこのように良い待遇を受けられるので、その分負担はあると思います。次に、小売業です。小売業では販売員はみんなアルバイトか派遣社員、重要なところだけ少人数の正社員という構図も存在します。ただし、飲食業の大手チェーンのように全国展開している企業でも未経験者を正社員で採用している実績も多くあります。これも、飲食業界と同じく離職者が多く、人材が定着しないためです。小売業なんて品出ししてレジ売ったら終わり・・・なんて甘い考えで入社すると大変な目にあいますのでしっかりと業界研究、企業研究をしたほうがいいです。次に正社員になりやすいのはIT業界です。未経験者でも採用してなんとか最低限のことができるように教育してくれます。ただし、未経験だと飲食、小売業と違いアルバイトの方が稼げるのではと疑問を持つほど収入は少ないです。なぜなら、業界全体が実力主義のような雰囲気で満たされているからです。また、二次派遣のような業態をとっている企業もあるので、よく考えて入社してください。

4、まとめ
 現在の日本では正社員の求人は少なくありません。選ばなければ・・・ということですが、まずは自分が働くにあたっての最高の職場環境を紙に箇条書きで書き出しましょう。次に、妥協できる部分から順に番号を振ります。あとは、手当たり次第に求人を検索し、妥協できるレベルごとに振り分けましょう。そして、妥協できるレベルの中の中ぐらいの求人をいくつか選考を受ける検討をしましょう。正社員になりやすい業界とかなんでもいいとか言わずに少し自分のポリシーを持って就職活動をすると面接でも自信がつきますし、就職活動をしようというやる気が出るはずです。このやる気は目には見えませんが非常に重要です。

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