会社を辞めるときの手続き〜退職準備から円満退職まで

いざ転職や退職を考えたときに、何から始めたらいいのか?どんな手続きがあるのか?など、さまざまな疑問や不安などが出てくることと思います。ここでは退職の意思表示から円満退職が出来るまでの基本的な流れをまとめました。

履歴書の書き方

「履歴書」は、転職活動する上で、求人募集企業へ応募する際に必要となる書類ですが、単なる申込書類でも手続書類でもなく、応募先企業への最初のアプローチとなる大切な書類です。書類選考を通過し、次の選考に進められるような「履歴書」を作成するためのポイントを、押さえておきましょう。

基本的な職務経歴書の書き方

「職務経歴書」は、今まで働いてきた会社の名称だけを書く「履歴書」とは異なり、自分が行ってきた仕事の履歴を整理し、記述するものです。書き方次第では、採用担当者への強力な自己アピールが出来るツールになりますので、意識して作成しましょう。

面接の心構え〜選ばれるために〜

書類審査を通過したら、次に待っているのは、応募先企業の採用担当者との面接です。面接試験は、企業側が応募者自身を直接見て、採用に値する人物かどうかを判断されます。面接時に行う質疑応答の内容だけでなく、人間性も重要視されますので、事前にしっかりと準備・確認しておきましょう。

失業保険(失業給付金)の手続きをしましょう

会社を退職して失業状態になったとき、ある一定の条件を満たしていると、雇用保険から「失業給付」をもらうことが出来ます。正式には求職者給付の「基本手当」といいますが、一般的には「失業手当」「失業給付金」「失業保険」などと呼ばれています。給付を受けるための条件や手続きの流れを把握しておきましょう。

退職後の源泉徴収票の取り扱い〜「年末調整」と「確定申告」

退職時に会社から受け取る書類がいくつかありますが、その中に「源泉徴収票」があります。会社に所属していると年に1回、毎年最後の給料の額が確定した後に作成され、その明細とともに渡される書類です。この「源泉徴収票」は、再就職先の会社に提出したり、確定申告を行う際に必要となりますので、きちんと保管しておきましょう。